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Channel: シンガポール日本人学校中学部 – The Japanese School Singapore Secondary Campus
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180609 体育大会を終えて

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6月9日(土)に小学部チャンギ校のグランドにて、
シンガポール日本人学校中学部体育大会を開催いたしました。

 

朝は、雲行きが怪しく雷雨が心配されていましたが、
シンガポールとしては最高ともいえる薄曇りの天気で
1日のすべての活動を終えることができました。

 

本校の体育大会は、3年生を主体とした5色の団に分かれて
競い合います。3年生が中心となり、同じ団の1、2年生を指導します。
競技内容も長距離走、100m走、ハードル走などの
個人競技だけでなく、3人4脚やムカデ競争などと
仲間と力を合わせて行う競技がたくさんあります。

一つのメインは、クラス全員で長縄を跳ぶ大繩合戦でした。
全員の息が合わないと、記録は伸びません。
各クラス1か月間の練習の中では、色々な試行錯誤がありました。
その集大成として、本番5分間の測定に臨みました。
終わった後の達成感に満ち溢れた生徒たちの顔が素敵でした。

もう一つのメインは、団全員が一緒に演技をする
チアリング合戦でした。これは同じ団の3学年全員で
自分たちの団を鼓舞するような応援を行い、
その出来栄えを競うものです。
3学年90名程度が手拍子や、曲に合わせて、
フォーメーションを変えながら演技をしました。

基本的には3年生の生徒たちがすべての内容を考え、
下級生を指導してきました。踊り方の指示として、
プリントを何枚も作成し、配布した団もありました。
その結果、本番ではどの団も素晴らしく息のそろった
最高の演技を見せました。

チアリング合戦の時間のみではなく、生徒席では、
団が一丸となり、手拍子や掛け声により競技をしている生徒を
応援する姿が多くありました。
この姿こそが、本校が目指す全校が一体となった体育大会です。

スポーツとして個人で競い合うというよりも、
仲間を助け、仲間と一緒に困難を乗り越えるという狙いが
本校の体育大会にはあります。
その中に、自分だけでなく、クラスが、自分たちの団がどうすれば
より良くなるのかを考える生徒たちの姿がありました。


お越しになってくださり、一緒に声援を送ってくださった保護者の皆様、
ボランティアとして協力してくださったPTA役員の皆様
本当にありがとうございました。

体育大会を通して生徒たちは、互いを助け合いながら、
あきらめずに大きな困難を乗り越えていくことの大切さを学んだことと思います。
このことを行事で終わらせず、日々の学校生活にも継続していきます。


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