２月２６日（水）、昨日に引き続き、今日は１年生がシンガポール海軍基地に寄航している海上自衛隊の護衛艦「しまかぜ」「しまゆき」「やまゆき」を見学に行きました。
日本の国を守るという重大な任務についている自衛隊の方々、シンガポール寄航は近隣諸国との親交を深めるためです。艦内を案内してくださった自衛隊の方々はとても優しくて、いろいろな質問に丁寧にわかりやすく答えてくださいました。
護衛艦は東日本大震災の時に救援活動に従事しました。人々の命を守ることが自衛隊の任務。このヘリコプターで何回も救援物資を運んだそうです。
幸運なことに２５日の見学では、「しまゆき」の艦長にお会いしてインタビューをすることが出来ました。女性の艦長です。インタビューの内容は日本人会の会誌「南十時星」に掲載される予定です。お楽しみに。
今回の見学で、護衛艦の設備や国防という自衛隊の活動について、そして女性の自衛官の活躍も知ることが出来ました。大変貴重な体験でした。自衛隊の皆様、本当に有り難うございました。
２月２７日（木）の６限目、１年生現地理解学習で現地へ行って調査したことをまとめた発表会を行いました。各テーマ毎に選ばれた代表チームは、それぞれに見事なプレゼンテーションを行いました。
１年生全員がそれぞれのテーマのプレゼンテーションを聞いて評価し、優秀作品を３本選んで表彰します。どのチームの発表も素晴らしく、順位をつけるのは難しかったです。
この現地理解学習を通して、シンガポールについて深く学び、考えることができました。
２月２７日(木）、２年生「思春期講座」を開催しました。中学生は心身ともに変化していく年代です。自分の気持ちを見つめること、男子と女子がより良い人間関係を築いていくための知識やマナー等について学びました。
講師は助産婦さんの河井 恵美さんです。思春期の「３つの出逢い」・・・①大人の身体への変化 ②もう一人の自分と出会う社会性の変化 ③異性に憧れる心の変化について、映像やクイズを入れてわかりやすく講義していただきました。
「異性と関わるときのマナー」や「男子と女子の気持ちの違い」などについてワークシートに自分の感じていることをまとめ、「男女交際」の在り方について考えていきました。
２月２８日（金）、１・２年生を対象とした進路学習講演会を実施しました。これは、様々な職業についておられる社会人の方々をお招きし、その仕事内容について、またその仕事を選ばれた理由、やり甲斐等についてお話していただくものです。
今回も銀行の方をはじめ、航空会社、出版社、旅行会社、教育関係、新聞・報道・メディア関係、医療関係、スポーツ関係、美容・ファッション関係で活躍されている方々にご来校願って、講義をしていただきました。
生徒たちは、自分の興味のある職業・受けたい講座にエントリーします。２年生で実習する「職業体験学習」とともに、働くことについて、自分の将来の生き方（進路）について考える取り組みです。各講師の方々は、生徒たちの質問に丁寧に答えてくださいました。講師の方々、本日は本当に有り難うございました。
最近、１年生の国語では書写（毛筆）の授業をしています。お手本を見ながら丁寧に筆を運びます。
硯で墨を擦って毛筆で文字を書くことは、思う以上に集中力が必要で、筆の先に心の動きが文字に出てしまうのですね。
明日の「三年生を送る会」で、書道パフォーマンスを披露してくれる「書道チーム」が、体育館で練習をしていました。
大きな筆にも描く人の心の動きが伝わって、文字が楽しそうに踊っているように見えました。
上のPDF文書の通り、学校で撮影した集合写真を販売します。
①の販売期間が短くなっていますが、年度終了間際の写真を販売したためと、今年度中に写真受け渡しをするためです。ご了承下さい。
今年度を限りに日本へ帰国なさる場合は、購入時に日本国内への送付をご選択ください。
なお、修学旅行と卒業式の写真については、該当額年のみに、別途、PTAからの文書が出ていますので、ご参照下さい。
３月４日（火）、１３：００から生徒会主催の三送会（３年生を送る会）が行われました。これは、卒業を祝して３年生に最後の中学校生活を楽しんでもらうことと、今までお世話になった先輩へのお礼の気持ちを込めて実施するものです。
バンド演奏・ダンス・吹奏楽など、楽しい企画いっぱいの三送会！
そして今年もありました！感動の書道パフォーマンス！今年の文字は「夢」・・・。３年生に贈るのにぴったりの、素敵な文字。割れんばかりの拍手と大歓声の中で「夢」は
高々と掲げられました。
素晴らしいパフォーマンスの後は、昨年度ジャパ中におられた先生方からのDVDレターを見ました。懐かしいお顔と声で、体育館は歓声に包まれました。卒業式まで後２日。名残惜しい時が過ぎていきます。
学校だより 「 THE WEST COAST 」3月号(3/5)
学校だより 「 THE WEST COAST 」2月号(2/3)
学校だより 「 THE WEST COAST 」1月号(1/9)
学校だより 「 THE WEST COAST 」12月号(12/3)
学校だより 「 THE WEST COAST 」11月号(11/4)
学校だより 「 THE WEST COAST 」10月号(10/3)
学校だより 「 THE WEST COAST 」９月号(9/3)
学校だより 「 THE WEST COAST 」7月増刊号(7/31)
学校だより 「 THE WEST COAST 」7月号(7/3)
学校だより 「 THE WEST COAST 」体育大会号(6/13)
学校だより 「 THE WEST COAST 」6月号(6/3)
学校だより 「 THE WEST COAST 」5月号(5/8)
学校だより 「 THE WEST COAST 」4月号(4/19)
卒業式まで後１日。３年生は最後の練習に入りました。
呼名に対する返事の大きさ、立っている時の姿勢や歩き方、そして礼の仕方・・・。一つひとつの動きに思いを込めて。真っ直ぐ前を向いて・・・。わかっているけれど、初めは思うように動けなかったのですが・・・、
何回か繰り返すうちに、気持ちと身体の動きが一致してきました。ジャパ中を巣立つ日はもうすぐです。
３月６日、明日は卒業式。１３３名のジャパ中生が世界へ巣立つ日です。式場の準備もできて花束もたくさん頂きました。
明日です。
３月７日（金）、シンガポール日本人学校中学部第４３回卒業証書授与式を挙行しました。在シンガポール日本国特命全権大使の竹内 春久様をはじめ多くのご来賓と保護者の皆様に見守られて、１３３名がこのシンガポールの地から世界へと巣立って行きました。
竹内 春久大使より御祝辞を頂戴いたしました。
身の引き締まるような厳粛さの中にも、心から人生の門出を祝福してくださる方々の温かい思いが感じられる、素晴らしい卒業式でした。
海外の学校ゆえに卒業後に会うことは難しいと判っている・・・。本当にお別れです。だから「ここでの日々を忘れない！」「今まで有り難う。」「 さようなら 」
今日は、３月８日の卒業式の飾り付けなどの後片付けから始まりました。
きれいに飾られていたボードも、今度はきれいに片付けられました。
今度、飾り付けされるのは入学式の時です。
１３３名が巣立って行き、お祝いの後も片付けられて、今日の学校は何となく広くてちょっと寂しく感じました・・・。
３月７日（金）在シンガポール日本大使館、竹内春久特命全権大使をはじめ多数のご来賓、保護者の皆様にご参列いただき、第４３回卒業式を挙行いたしました。温かみのあるご祝辞、憧れの先輩への在校生送辞、思い出と感謝に溢れた卒業生答辞などがあり、厳粛な雰囲気とともに感動的な卒業式となりました。
竹内大使のご祝辞の際、音響の不手際があり、十分にお声が届いていない場面がありました。竹内大使の温かいご配慮により、改めましてご祝辞の要旨を頂きましたので、ご紹介をさせていただきます。
ご祝辞
卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
初めてシンガポール日本人学校中学部の卒業式に参加する機会を得ましたが、皆さんが充実した中学時代を過ごしたことが感じられる、とてもよい式で、感銘を受けました。私の祝辞は会場でよく聞き取れなかったようなので、改めて皆さんにお祝いを述べるとともに、一言ごあいさつしたいと思います。
卒業式も終わり、これから皆さんはそれぞれの道を歩むことになります。その際、皆さんにお願いしたいことは、常に広く世界を見渡して欲しいということです。世界には皆さんと同じ世代の若者がいます。その中には、毎日、長い距離を歩いて学校に通っている人もいます。学校に着いても教室がない人もいます。鉛筆や消しゴムが手に入らない若者もいるでしょう。そして、今も仮設住宅から学校に通っている福島、宮城、岩手の若者がいます。皆さんの歩みは、世界中で未来を見つめて進もうとしている若者の歩みでもあるのです。シンガポール日本人学校の校歌は、「世界の果てまでわれらの夢を伸ばそうよ」、「世界の子供と希望の道を進もうよ」と述べています。皆さんが、健康に気をつけて、世界中にいる同じ世代の若者と切磋琢磨しながら、未来への道を進むことを期待します。
在シンガポール日本大使館 竹内春久特命全権大使
竹内大使の言葉を胸に、卒業生の皆さんが活躍することを祈っています。
何と多くの命が失われたことでしょう。あの時、全ての日本人が北の地の人々の悲しみに震撼し、TV画面を見ることしか出来ない悔しさに涙を流しました。そして、世界中の人々からの支援の手の温かさに深く感謝しました。あの東日本大震災から３年が経ちました。
３月１１日午後１４時４６分（シンガポール時間１３時４６分）、１年生は全員が体育館で、２年生は各教室で、震災で亡くなられた方々の冥福を祈り、１分間の黙祷を献げました。
生徒の身内や教員の中には、震災で辛い思いをした人もいます。この日を忘れてはなりません。常夏の陽射しの中に翻る半旗を見上げ、北の地に思いを寄せた３・１１でした。
現在、本校4階にて新しい教室を作る工事が進んでいます。はじめの頃は囲いがあって、壁を削る音も時々聞こえていましたが・・・
今はこんなにきれいになっています。新しい教室が完成する日も近い♪ １年生１組の教室になる予定です。
３月１１日（火）に１年生、１３日（木）には２年生の球技大会を行いました。１年生の男子はサッカー、女子はバスケットボール、
２年生は男子はサッカー、女子はドッジボールです。各学年ともクラス対抗で競い合いました。
だんだん気温が上がって暑くなってきたグランドや体育館の中、クラスの力を総結集しての熱い戦いが繰り広げられました。